Title: 6月のプレリュード
Vocal: 町田ちま
Composer: 岩見直明
Lyric: 和田アヤナ
6月の街 降り出した雨
ビルの隙間の 小さなヒマワリ
固く結んだ つぼみを濡らして 静かに佇む
止まない雨の中 ひとりで
立ち尽くす僕にも いつかは
灰色の雲の 向こうに広がる
青空が見えるかな?
夢見た空は 今は遥か遠く遠く
夢追う僕を 待ってはくれないけど
今日より前に 進み続ければきっと
たどり着くって 信じてまた歩き出すよ
夏の日差しが 照らす場所へと
アスファルトの上 黒い足跡
梢にとまる 小さなひな鳥
立ち止まらずに 通り過ぎていたら
知らなかった景色
雨の中巡り合った君は
僕のとなり歩いてくれた
ひとりじゃないこと 支え合えること
気付かせてくれたよね
あの日の君は 「そのまま進めばいい」と
戸惑う僕の 背中を押してくれた
ありがとう 何度伝えても足りないね
会えない時も 誰よりも近くにいたい
強い絆が 枯れないように
Ah 僕の声は 君にも聴こえるかな?
別々の道で 季節を数えても
積み重ねた笑顔は 特別なストーリー
決して忘れない
見上げた空は どこまでも青く青く
濡れた街を 優しく包み込んだ
つぼみのままの 6月のヒマワリが
風に揺れて 微笑んでいる
夢見た空は 今もまだ遠く遠く
光を浴びた 夏のヒマワリのように
花咲く日を 信じて歩き続けるよ
秘めた想いが 花開くまで
花開くまで