Metadata
Composer: hinayukki@仕事してP
Title: 番凩-2019-
Lyrics
Click to displayかわいた木枯らしそよそよと
かわいた木の葉はひらひらと
あいまみえる日を待ちながら
ときを数え歩く
綴る言の葉に彩られ
紅つ色めき刹那に踊る
くれは一枚手の平に滑り
語るは
焼けた故郷に別れを告げて
木の葉の手に引かれ走り去る
未だ見ぬ未来への不安など
感じる暇などありもせず
かわいた木の葉はひらひらと
かわいた木枯らしそよそよと
繋いだ手と手を離さずに
ときを数え翔ける
普くヒトの命背負い
その小さき手で何を紡ぐ
ほんの微かな綻びに
死ぬるこの世で
信ずる道をただひたすらに
歩むお前の支えとならん
くれないの剣を携えて
この身木の葉と
吹かれて行こう
そよぐ風となりて
数多の癒しとなり
生きとし生ける
この世の者への追い風とならん
くれない黄金に彩られ
揺れる樹々たち
横切りながら
枯れ葉共に道連れに
翔け抜ける木の葉と
つがいこがらし
こすれさざめく木の葉と共に
翔ける一陣の風と共に
留まる事なくひた走る
かわいた唄と
つがいこがらし